「市内でのデモンストレーション」カテゴリーアーカイブ

JR八戸駅にて種差海岸の画像配信のため打ち合わせを行いました

2016年8月28日(日)は、青森県のJR八戸駅にて種差海岸の画像配信のため打ち合わせを行いました。HIT Teamたねちゃんの対応者はリーダの新谷君と副リーダの若沢君で、JR東日本側でご対応いただいたのは、西村様、松橋様、大下様です。当日は改札にてアポイントをとった後に応接室に通され、私たちが提示する展示案を資料と共に説明しました。関係ないですが、新谷君が座ったソファーは来八時に天皇陛下もお座りになられたとても貴重な場所だそうで、この様な場所で打ち合わせが出来て、とても感激です。

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その後、JR東日本様から幾つかの質問があり、9月24日(土)と9月25日(日)の2日間にわたり、たねちゃんメンバーが過去に収集した種差海岸のグルメ情報のポスター展示などと共に、八戸駅構内にて種差海岸の動態展示も含むシステムの展示を行えることになりました。

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最後に八戸駅のコンコースに入り、実際の設置場所の確認を行いました。2016年9月25日(日)はこの場所で青森県・函館デスティネーションキャンペーンのクロージングセレモニーが行われるとのことで、私たちは左のステージの部分にテーブルと大画面のモニタを設置して、種差からの動画を配信(中継)してイベントを盛り上げる予定です。

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打ち合わせの終了後はせっかくなので、JR八戸駅構内にあるレストラン、いかめしやほうりん(烹鱗)でランチをしました。このレストランはたねちゃんがお気に入りの店で、早朝の出張時の朝食バイキング(ビュッフェ)や県外からのVIPなお客様のお見送り時のランチ接待などに使用させていただいております。今回はJR東日本様との打ち合わせ後の、Teamたねちゃんとしての今後の方針の議論と決定のため、ランチミーティングの場所としてこの店を利活用しました。自称あらあげ博士としては相変わらず、観光客の方々がイカやマグロなど高価な海鮮料理を食べているのを気にもせず、自身のこの店でのお気に入りめメニューである850円の唐揚げ定食をいただきました。あとの二人は半ラーメンと海鮮どんぶりからなる880円のサービスランチを食しながら、事後打ち合わせを行いました。

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HIT Teamたねちゃんとしての活動は2016年度で3年目であり、一貫してコンテンツの利活用も含めたICTによる青森県や八戸市のまちづくりと地域の活性化、つまり、まちおこしをコンセプトとして活動を続けてきたつもりでしたが、ついにこのような大舞台で成果を発表できる事に感謝をしつつ、目的実現のため確実に準備をしてハレの日に備えて行きたいと考えております。

追伸

当日の実際の実施の様子はこちら(リンク1)にまとめてあります。

八戸駅コンコース内で種差海岸のライブ画像配信イベントを実施しました

種差海岸の画像配信のため屋外設置型遠隔監視システムの3号機の検証を開始しました

2016年8月4日(金)は、ある交通機関からの依頼を受け、青森県八戸市にある種差海岸の画像配信状況を某所で展示するため、屋外設置型遠隔監視システムの3号機を検証開始しました。

まずは、屋内にて機器の稼働状況やソフトウェアの設定を行います。

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その後、屋外に持ち出してバッテリーや太陽光パネルの接続を行い、

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無事に3号機の設置が完了しました。2015年12月に1号機を設置しましたが、パネルは屋外に設置したものの監視装置自体は屋内にあり、2016年1月に完全防水型の2号機を設置して現在まで一応連続稼動をしています(途中でCPUというかSoCの熱暴走によりマイコンが何度かハングアップして手動リブートしていますが)。

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今後、一緒に配線した4号機を種差海岸などの景勝地に仮設置するため、引き続き1, 2, 3号機の連続運用時の問題抽出を進めていきたいと思います。

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完全密閉の防水型の機器では、特に炎天下での連続運用のためマイコンの放熱対策が重要であることが分ってきました。

2015年度のHIT Teamたねちゃんの活動成果の報告パネルを公開しました

2015年度もあと1ヶ月弱となりました。3月で卒業されるHIT Teamたねちゃんメンバーもおり、私たちの八戸工大のグループも引継ぎの時期です。4年生の皆さん、一年間大変お疲れ様でした。そして、ご卒業おめでとうございます。この活動で得られた経験は、社会に出てからもきっと役に立つことと思います。たねちゃんも一年間、全力で八戸市の活性化や街おこし、地域おこしのための活動を進めて参りました。というわけで、せっかくなので、今年一年間の活動内容をパネル(PDF)にまとめてみました。

HIT Team たねちゃん【3月16日】2015年度活動成果報告パネル

今年度は新たに、名所を取材しSNS(Twitter)と連動しながらブログ形式でインターネットに発信することが出来ました。しかし、震災とその復興の伝承については取材が至らず不十分な結果となりました。来年度取材活動は目的の一つである“東日本大震災における八戸市の被災”をキーワードとして

  1. 震災による被害状況とそこからの復興の様子を学生目線から取材してブログで公開
  2. ICTを活用した震災被害と復興状況の保存公開法の検討
  3. ブログの英語化、八戸の宣伝パネルの英語化(八戸市総合政策部市民連携推進課市民協働グループとの協働)

を実施したいと思います。また、当初計画していた八戸の魅力を発信するためのカメラやセンサを備えたモバイル百葉箱の八戸市内の観光地や公共施設への設置は屋外設置に向けた精密機器の梱包とその屋外での耐久試験に時間をかけたため実現できませんでした。来年度以降は量産完了した屋外設置型遠隔監視システムを機器を太陽光パネルと共に

  1. 市内の観光地や公共施設の屋外に装置を設置(白浜海岸や種差海岸インフォメーションセンターなど)し八戸の活性化の観光アピール
  2. 小・中・高校に配置(種差小学校の屋上など) して、理科教材としての応用と防災教育にも役立てる道の模索

を目指したいと思います。

 

青森県八戸市にある種差海岸の緯度・経度をグーグルアースから見てみると

昨日の八戸市中心街のはっちにて開催された八戸市学生まちづくりコンペディションでは皆さんお疲れ様でした。他の大学やグループの素晴らしい発表も聞けて、とても刺激になりました。

昨日の発表会では、私たちの発表内容に対して適切な助言を下さった市民の方がいらっしゃいました。その内容とはまず、種差海岸について色々と広報をしたいのなら、まずは

種差海岸の緯度と経度は 40.507006,141.607373

ということをしっかりと認識して下さい。とのことです。確かに、種差(八戸)の緯度はちょうどニューヨークと同じ辺りで、かなり高い位置にあります。このような場所にあのような綺麗な景観が広がっているという偶然と奇跡について、もっとよく理解して下さいというご指導だったのでしょう。

あと、その方は、大きな地球儀の上に種差海岸を目印して、地球的(世界的)な視点から市民や観光客に場所を認識させることも重要であると仰っていらっしゃいました。グーグルアースを使うとこんな感じになると思います。

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なので、私たちが遠隔監視に使っている安価なLinuxやアンドロイドOSを搭載したマイコンやタブレットPCを用いれば、ICTによるデジタル地球儀をはっちや種差海岸インフォメーションセンターに置くことにより、安価にこれが実現できると思います。これは小さな子供にも受けがよさそうなので、活動の一つとして実践してみたいと思います。

あと、この方は今の種差だけだけでなく、江戸、明治、大正、昭和における変遷や周辺地域住民の暮らしなどを識者などから聞き開示するべきだとのご意見も下さいました。

こちらも今後の活動内容に加えていきたいと思います。

 

八戸市中心街のはっちにて八戸市学生まちづくりコンペディションで成果発表を行いました

2016年2月27日(土)は八戸市中心街のはっちにて、八戸市学生まちづくりコンペディションでの活動成果発表を行いました。

発表件数は

  1. プレーパークを作ろう! 八戸学院短期大学幼児保育学科 差波ゼミ

2. 八戸ご当地LINEスタンプ・グッズの制作 八戸学院短期大学 池田ゼミナール

3. 種差海岸の今を世界に発信!!種差なう HIT Teamたねちゃん(八戸工業大学)

4. 菊を用いたスイーツと駅弁の提案 八戸工業大学 食品研究会

5. コロンブスの卵プロジェクト 八戸高専 科学部

の全5件です。みなさんオリジナリティあるれるすばらしい発表でしたが、僭越ながら私どもの発表した内容についてレポートさせて頂きます。発表者は統括リーダの田畑圭一君です。

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私たちは2011年3月11日の東日本大震災を体験し、この震災からの八戸の復興の様子や八戸の観光地、地域の食などをICTを用いて発信する事を考えました。HIT Teamたねゃんは2014年度に発足し、今年度は2年目ということから、昨年の反省点を踏まえ年度初頭に活動計画を立てました。そして、その計画したことを2015年7月にマニュフェストとしてホームページに公開(PDF)しました。

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そしてこの計画の下、まず行ったことは八戸市内の観光地やイベントを取材することです。種差トレッキングツアーや舘鼻岸壁の朝市、ユートリー、南郷区島守のウォーキングツアー、はっちや公会堂、市内の温泉や食堂など様々な場所の取材を行いました。

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取材した内容は、2015度に新たに八戸工大内に設置したWord Pressサーバに構築したブログにて逐次インターネット上に発信していきました。googleアクセスランキングでも1位となる検索キーワードがあり、行ったことの社会的な影響はあったと考えます。

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また、市内の見所やグルメ、たねさしマルシェなどの取材内容をB1パネル化して中心街のはちのへホコテンやファッションビルのチーノに持ち込んだり、ノートPCでブログの紹介をするなどの街頭宣伝活動を行い、八戸の魅力をPRしました。

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さらに、2015年10月4日の種差海岸インフォメーションセンターでは、私たちが2013年度に開発したマイコンとカメラなどのセンサ機器により八戸の魅力を世界に配信するシステムを市民に制作して頂く講習会を行うと共に、種差海岸の綺麗な景色を生配信しました。

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そして、その後の2014年度に一斉配信機能などを追加した八戸の魅力を配信するシステムを、2015年度は太陽光パネルによる独立電源とともに防水耐候ケースに入れ八戸市内の観光地や公共施設の屋外に設置し八戸の魅力を配信することを考え、2015年12月末から耐久試験を行いました。この装置は途中の大雪にも負けず、2ヶ月以上にもわたり太陽光パネルによる自然エネルギーのみで連続稼動できています。この実績をもとに、架台付50W太陽光パネル(内1台は100W)を6台、屋外設置型3台を含む遠隔監視システム2を計5台、2016年2月中に量産完了しました。

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最後に私たちが行ったことに対して、目標達成率の自己評価による点検を行いました。今後のアクションアイテムとして、機器の八戸市内の観光地や公共施設の設置や、震災からの復興状況の取材とブログでの公開を早急に行う必要があると考えます。

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発表後は八戸市の先輩の方より、今の種差を取材するのもいいが、江戸、明治、大正、昭和と過去の種差の様子を識者から取材して公表していくことも必要との貴重なご助言を頂きました。

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最後になりますが、本活動に際しまして、様々なご助言ご指導を下さいました、八戸市総合政策部市民連携推進課市民協働グループの皆様および、種差海岸インフォメーションセンター(NPO法人ACTY)の皆様、八戸工業大学社会連携学術推進室の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

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たねさしマルシェ(種差マルシェ)の宣伝パネルを作成しました

変遅くなりましたが、下記の通り2015年10月4日(日)に取材を行った、たねさしマルシェ(種差マルシェ)の宣伝パネルを作成しました。取材量が膨大であったため、【パートⅠ】【パートⅡ】の2部構成となっております。ご協力を頂きました各位に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

たねちゃん活動報告パネル【パートⅠ】

たねちゃん活動報告パネル【パート1】

たねちゃん活動報告パネル【パートⅡ】

たねちゃん活動報告パネル【パート2】

詳細については、下記のリンクをどうぞ

2015年10月4日に行われた“たねさしマルシェ”の取材報告

平成27年度学生まちづくりコンペディション・成果報告会のご案内

このたび、HIT Teamたねちゃんが活動をして参りました

ICTで種差海岸の今を世界に発信!!に関する

八戸市主催による成果報告会(H27年度学生まちづくりコンペディション)が、下記の通り実施されます。

皆様ご多忙かとは存じますが、是非はっちに足を運び、私たちの活動の様子をご確認頂けますと幸いです。

日時 平成28年2月27日(土)午後2時~
場所 はっち1階 はっちひろば

H27年度学生まちづくりコンペディション

八戸市のホームページでも

八戸市ホームページ(学生まちづくりコンペディション)

にて開示されています。

八戸市中心街のチーノで活動状況の展示を行いました

2015年12月19日(土)・20日(日)の2日間にわたり、八戸市中心街のチーノでHIT Teamたねちゃんが日ごろ行っている活動状況の報告を行いました。以下が事前に市内に配布されたチラシです。

0学生チャレンジプロジェクト事業公開(チーノはちのへ)

今回の展示に備え、以下の2つのパネルを新たに作成しました。一つ目は

八戸の魅力を再発見・グルメ編(PDF)1

で、2つ目は

八戸の魅力を再発見・観光地編(PDF)2

です。当日は、これらの活動成果としての八戸の魅力をまとめた以下のパネル展示

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や、現在開発中の屋外設置可能な太陽光パネルで震災時にも独立運用可能な防水型のWebカメラを備えたセンサ情報監視システムによる種差海岸など八戸の魅力をICTで発信する仕組みについてです。

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2日間にわたりHIT Teamたねちゃんメンバーは来場されたお客様に対して熱心に説明していました。

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ご来場くださいました皆様や、チーノのスタッフの方、ご準備頂きました八工大の職員の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

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マイ動画配信サーバで種差海岸の魅力を八工大から全世界に配信!」のイベント実施報告

2015 年10月4日(日)10:00~16:00の時間帯に種差海岸インフォメーションセンターにて地域貢献のため、電気電子システム学科公開講座として「超小型マイ動画配信サーバ製作講座」なる名目で、これらセンサ情報およびカメラ画像遠隔監視および複数画像の同時配信システムの構築に関する講座を実施する機会を得た。この企画で多くの受講者を迎え入れ、途中のにわか雨にもめげず成功裏のうちに実施し終了しました。この場をお借りして関係者各位に御礼申し上げます。

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八戸市歩行者天国(はちのへホコテン)における活動内容の展示

実施内容の概要

    2015年8月30日(日)、HIT Teamたねちゃんは八戸市中心街にて開催された「はちのへホコテン」に出展した。展示内容としては、活動を宣伝するためのパネル2枚の設置と、屋外への設置を想定した独立電源による遠隔監視システムのデモンストレーションである。そのため、事前の8月25日(火)より展示を行う遠隔監視システムの機器一式の動作確認および梱包も含め準備を行った。なお、使用した機器については、先の白浜海岸での運用試験にて発動発電機エネポを用い交流100Vにて一式の動作を確認していたため、今回の準備は比較的にスムーズに進んだ。

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今回工夫した点としては、すべての機器を12V、22Ahの台湾LONG社製通信用シールドバッテリーにより、ノートPCを除く監視装置部はインバータを用いずみ直流電源のみで供給した点である。そのため、今回新たに無線LANルータへDC12Vを直接供給するためのシガーライタ-DCプラグ変換ケーブルを自作した。これにより、今後は太陽光パネル充放電コントローラを介してDC電源のみで機器の運用が可能になった。当日の機器運用の成果として、現場にて機器一式を配置して電源投入後の11:00過ぎから撤収を開始する15:00まで4時間にわたり、ブラウザによる遠隔監視状況表示用のノートパソコンも含めて途中で電源を一度も落とすことなく、バッテリーのみにて連続的に遠隔監視システムの運用が可能であることが分かった。よれにより、今後に屋外に設置および運用予定のICT百葉箱のための大きな足がかりとなった。

当日参加メンバー

4E菊池、田畑、1E松井、柴田

2015830日(日)当日の重要なスケジュール抜粋

ホコテン時間 11:00~15:30 (秋田銀行への駐車可能時間帯 10:30~16:30)

前日からのスケジュール

8月25日(火)

 10:00 E401研究室に集合

8月26日(水)

 12:00 E401研究室に集合、機器の動作確認

    14:00 機器一式の梱包開始

    15:00 梱包終了、解散

8月30日(日)

  9:30菊池、先生と合流(ミナトヤ)

  9:50田畑合流(大学第二駐車場前)・積み込み開始

    10:10大学出発

10:30駐車手続(ワシントンホテル前:運営)、その間、近くファミマに一旦駐車(ジュース購入)

 10:40駐車(秋田銀行 八戸市支店)

      機材一式を積み下ろし会場設営(機器移動・会場設置)

 11:00展示開始

 15:30終了 車を展示場所に移動して梱包開始・撤収

 16:00出発

 16:30積み下ろし・片づけ

 16:40解散

今回の反省点として、当日は予備電源として発動発電機のエネポも用意したのだが、消火器を忘れたため緊急時の使用が許されなかった。次回はこのような単純ミスが起こらないよう、さらに入念な準備を心がけたい。今後の課題としては、活動で得られた種差海岸の魅力をまとめるためのパネルを作成し、展示物に加えることが必須である。また、種差海岸の魅力をアピールするためのホームページの改定も早急に行う必要がある。以上の反省点を踏まえ、今後の活動へとフィードバックしていきたい。