「震災の記憶」カテゴリーアーカイブ

八戸市の館鼻岸壁近くの館鼻公園・グレットタワーみなと・八戸市みなと体験学習館(みなっ知)辺りで満開のあじさいを鑑賞しました。

2019年7月7日(日)は、八戸市の館鼻岸壁近くの館鼻公園・グレットタワーみなと・八戸市みなと体験学習館(みなっ知)辺りで満開のあじさいを鑑賞しました。いつもは陸奥湊の商店街から公園の丘の上まで来るまで登るのですが、今回はあじさいを見ることが目的だったので、下の駐車場に車を駐車しました。

館鼻岸壁から小中野の方に行く途中で、このような駐車場があります。

そして、階段を登って行くと、丘の上のグレットタワーなどの施設に行くことが出来ます。桜の時期には花見も出来ます。

それでは、階段から館鼻公園の上に登っていきます。

あじさいは満開だと思われ、とてもキレイです。

素晴らしい咲きっぷりです。館鼻公園は桜の花見場所でも有名なのですが、あじさいもなかなかキレイです。梅雨時ですが、この日は雨も降っていなかったので、鑑賞しやすかったです。

丘の上まで登ってきました。八戸夢の大橋も見えます。

丘の上には気象台の観測所もあります。

2019年7月に八戸みなと体験学習館とうのが開館されたので、寄ってみました。

上記の写真と反対側に玄関があるのですが、ちょっと分かりづらかったです。

フロアの案内です。シアタールームみたいのもあった気がします。

八戸ゆかりの偉人?みたいな展示がありました。

東日本大震災における八戸市の被害状況です。

2Fにはみなとカフェという飲食できるスペースがありました。

メニューです。食事もできるようです。

屋上に上がってきました。展望台のグレットタワーはぜひ一度は登ってみることをオススメします。

館鼻岸壁の様子も見てとれます。

江陽の方もきれいに見えます。

という訳で、館鼻公園・グレットタワーみなと・八戸市みなと体験学習館(みなっ知)辺りは、気晴らしの気分転換にぷらっと行って見るには良い場所だと思います。

舘鼻公園2019070808a

舘鼻公園2019070808b

 

岩手県宮古市・岩泉町方面の陸中海岸うみねこ復興応援ツアーに参加しました

 

2016年5月1日(日)は、岩手県宮古市・岩泉町方面の陸中海岸うみねこ復興応援バスツアーに参加しました。この企画は、岩手県北バス(岩手県北観光)が企画したもので、被災地をバスで訪れながら、消費活動などで応援しつつ防災を学ぼうというものです。参加費の一部も復興のために使われるとのことです。

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それではバスに乗り込みます。8:00に盛岡駅西口の2階バスターミナルを出発します。参加者はこのシールを服に貼り付けます。

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まずは市街地を抜けていきます。石川啄木の新婚時の家や、石割桜などです。

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そして、国道106号線の山道をんでいきます。

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途中の川井やまびこ産直館でトイレ休憩をして、さらに国道を進んでいきます。川では釣りをしている人の姿も見られます。

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宮古市街まで、来ました。宮古駅でさらにお客様を乗せます。

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浄土ヶ浜にやってきました。たまたまウミネコが飛来してきてこっちをみました。かっぱえびせんでも食べたいのでしょうか?

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海岸沿いを進んでいきます。ゴールデンウィーク中ということでまつり開催され、様々な企画が実行されるようです。

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みやこ浄土ヶ浜遊覧船の乗り場にやってきました。湾内を案内してくれるようです。

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浄土ヶ浜ビジターセンターまできました。この辺りの自然や津波の状況を学ぶことが出来ます。ここも三陸復興国立公園の一部で、、宮城県の気仙沼から青森県八戸市の種差海岸までの海岸線が指定しているようです。

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浄土ヶ浜フィールドガイドを用いて、この辺りを散策することも出来るようです。浄土ヶ浜レストハウスの方に戻っていきます。

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レストハウスで昼食をとることにします。海鮮丼や浄土ヶ浜カレー、雲丹麺、浜ラーメンなど様々なものを頂くことが出来ます。

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私たちは、特製みそ中華とミニ海鮮丼のセットを頂きました。普通に美味しかったです。

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次に、東日本大震災で大きな被害を受けた田老地区にやってきました。NPOの人だと思われる人から説明を聞きつつ進んでいきます。遠くにたろう観光ホテルが見えます。4階まで津波に襲われ、3階までは壁が流されています。

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防潮堤に上ってきました。一部は決壊して津波が流れ込んできたそうでした。

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JFたろう製氷貯水施設の青い線まで津波が押し寄せてきたそうです。

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田老駅にやってきました。

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これから三陸鉄道北リアス線の汽車に乗って移動します。NHKのあまちゃんでも、一時期話題になりました。

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汽車に乗り込みました。小本駅まで2駅です。運転手は5月1日から三陸鉄道の運転士の業務を開始した沢里航平さんです。子供からの夢だったそうで、素晴らしい仕事に就きましたね。

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岩泉小本駅にやってきました。岩泉町小本波防災センターと、岩泉町役場小本支所を兼ねています。復興整備事業として建てられたのでしょうか?

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震災の復興を祈って、様々な漫画家のアニメがコラボレーションして書かれたものです。遊覧船も描かれています。せっかくなので、駅の売店で試食で食べた岩泉ヨーグルトと牛乳せんべいを買いました。売店が岩手県北バスの直営店というのが面白かったです。

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牛乳せんべいは岩泉町大通り商店街にある老舗の菓子店、志たあめやの製品です。

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次に、国道455号線の山道を進み、龍泉洞までやってきました。入り口の川では釣りの体験ができるようで楽しそうです。

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第三地底湖までやってきました。緑や青の光が当たって幻想的な感じです。帰りの売店で山のきぶどうキャラメルを購入しました。

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帰りは道の駅三田貝分校でトイレ休憩をしました。 売店で買ったコロッケが美味しかったです。

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というわけで、山道を通って盛岡駅に帰ってきました。この日は一日、宮古や岩泉方面の被災からの復興の状況を確認できて、有意義な一日でした。

八戸市公民館で3.11防災フォーラム2016が開催されました

2016年3月11日(金)は青森県八戸市の八戸市公民館にて、八戸工業大学主催の3.11防災フォーラム2016が開催されました。入り口に貼られたポスターです。

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受付と次第です。

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観客席の様子です。

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学長と八戸市長の小林眞氏です。

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学長による5年間の防災関連の研究活動の総括です。

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防災関連研究の人員体制です。

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第1グループは不整地活動用ロボットなどの研究が行われました。

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救急医療のための移動手術室です。

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第2グループは移動型太陽光発電システムなどの研究が行われました。

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太陽光パネルによる充放電のシナリオです。

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これは、HIT Teamたねちゃんメンバーが携わったLinuxマイコンによる遠隔監視システムです。防水ケースに入れて耐候試験も行われました。

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これらの成果は、高校生や八戸市民へのICTや防災意識啓蒙のための講習会などに展開されました。

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その他、被災地の衛星解析などが行われました。また、水溶液からの金属イオンの除去や、八戸工大が所有している放射環境(放射線、放射能)測定設備についても説明がありました。

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後半ではパネルディスカッションが行われました。コーディネーターは社会連携学術推進室室長の熊谷浩二先生です。

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多賀地区の被害状況です。東日本大震災当日には、多賀地区にも大きな津波が押し寄せました。写真は奥入瀬川を逆流する津波です。

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津波は多賀地区に大きな被害をもたらしました。

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浜市川保育園の被害状況です。

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教訓としては、避難中に空き巣に入られパトロールしたが、一人だと危険を感じた

高齢者を抱えている世帯が避難するのは車を使わないと遠くまで逃げることが出来ない

日中に一人になる高齢者には、どういった対応が必要だろうか?

避難所(学校)の鍵を地域で管理し、休日・夜間の災害に対応できるようにした方が良いのでは?

避難勧告が出ていたのに海岸や河川を見に行っている人がいてとても危険だと思った

災害時要援護者の情報は民主委員のみ把握し、災害時にはとても対応出来ないのでは

車で避難することによって渋滞が発生するので、どうすれば早く避難できるのか検討が必要

多賀地区には自主防災組織が無いので、災害に備えた体制を整えることが必要

ということがあげられました。

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その他、八太郎地区で警備中に被災し避難任務に当たられた、八戸地域広域市町村圏事務組合 消防本部 警防課の大下様からも、体験談と教訓についてお話がありました。

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関秀廣 学長補佐の総括と閉めの言葉です。

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防災フォーラムに参加して、多賀地区の被害の状況をあらためて知ることができ、とても勉強になりました。

八戸市庁舎にて行われている八戸市主催の東日本大震災写真展を見学しました

2016年3月11日(金)は青森県の八戸市庁舎にて行われている八戸市主催の東日本大震災写真展を見学しました。

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東日本大震災における八戸地域の被害状況としては、津波の高さ(気象庁公表)が八戸港6.2m (他港の状況:久慈港8.6m、大船渡港9.5m、石巻港7.7m)であり、地震の震度としては震度5強(八戸市南郷区)、震度5弱(市内内丸)、震度4(湊町、島守)など甚大なものでした。被害総額は1213億円と試算されています。

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特に湾岸地区の被害は大きく、八戸港、八太郎北防波堤が津波に襲われました。これに対して、八戸LNG輸入基地建設や八太郎北防波堤などの迅速な復旧が行われました。

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その他の市内も津波で大きな被害を受けています。たとえば、八戸市市川地区、産業道路、

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八太郎1号線埠頭、江陽、沼館、

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白浜海水浴場、蕪島、

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鮫地区、舘鼻、新湊などです。

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これに対して、皇族の方が被害状況を確認するため訪問されたようです。下記の写真は高円宮妃殿下が蕪島を訪問した様子です。

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このような、八戸市内にも大変な被害をもたらした震災ですが、八戸市としても創造的復興に向けて、様々な取り組みが行われました。

たとえば、被害者の生活再建として住宅再建支援のため、再建補助金や賃貸住宅定住補助金等が行われるとともに、白山台、多賀台、新井田道、白銀いかずちなどの災害公営住宅の提供なども行われました。

下記は白山台災害公営住宅や多賀台公営住宅の様子です。その他、地域経済の再興、都市基盤の再建など、様々な取り組みが行われました。

また、防災力の強化のため津波避難ビル、タワーの整備、震災からの活力創出として、多賀多目的運動場の整備、防災教育の推進などが行われました。

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他にも、対EU輸出基準に対応した第三魚市場A棟、市内4箇所の震災公営住宅、市川地区の海岸防災林造成事業などが整備されました。

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このようにして、平成25年7月には八戸港は災害復旧工事が完了しております。

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その他、三陸沿岸道路、八戸南環状道路が開通したり、津波非難ビルの機能を備えた小中野公民館の開館なども整備されました。

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三陸復興国立公園種差インフォメーションセンターの整備も、これら一連の復興に位置づけられているようです。

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私は知りませんでしたが、蕪島休憩所というものも最近作られていたようです。今度、私たちが開発した遠隔監視システムを設置させていただけるよう、交渉に行きたいと思います。

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また、第三市場C棟も改築が進んでいるとのことです。

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平成28年末に完成予定の沼館地区津波避難ビルのイメージ図です。

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また、多賀多目的運動場も建設が進んでいます。

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というわけで、私たちはあの大震災では大変な被害を受けましたが、この5年間で復興してさらに飛躍するため、様々なことを八戸市とともに実行してきたことをあらためて実感できました。

今後も、八戸市や地球、さらには人類の発展のために寄与していきたいと思います。

 

八戸市の浜小屋で厳嶋神社から流れ出し米国オレゴン州に流れ着いた鳥居を見学

10月4日(日)は種差でのイベント当日でしたが、朝の忙しい合間をぬって青森県八戸市大久喜漁港の浜小屋で鳥居を見ました。3.11の震災で厳嶋神社から流れ出し米国オレゴン州に流れ着いたもので日本返還時はケネディ駐日米国大使も式典に参列したそうです。改めてあの記憶は心に留めておきたいです

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