2016年5月1日(日)は、岩手県宮古市・岩泉町方面の陸中海岸うみねこ復興応援バスツアーに参加しました。この企画は、岩手県北バス(岩手県北観光)が企画したもので、被災地をバスで訪れながら、消費活動などで応援しつつ防災を学ぼうというものです。参加費の一部も復興のために使われるとのことです。
それではバスに乗り込みます。8:00に盛岡駅西口の2階バスターミナルを出発します。参加者はこのシールを服に貼り付けます。
まずは市街地を抜けていきます。石川啄木の新婚時の家や、石割桜などです。
そして、国道106号線の山道をんでいきます。
途中の川井やまびこ産直館でトイレ休憩をして、さらに国道を進んでいきます。川では釣りをしている人の姿も見られます。
宮古市街まで、来ました。宮古駅でさらにお客様を乗せます。
浄土ヶ浜にやってきました。たまたまウミネコが飛来してきてこっちをみました。かっぱえびせんでも食べたいのでしょうか?
海岸沿いを進んでいきます。ゴールデンウィーク中ということでまつり開催され、様々な企画が実行されるようです。
みやこ浄土ヶ浜遊覧船の乗り場にやってきました。湾内を案内してくれるようです。
浄土ヶ浜ビジターセンターまできました。この辺りの自然や津波の状況を学ぶことが出来ます。ここも三陸復興国立公園の一部で、、宮城県の気仙沼から青森県八戸市の種差海岸までの海岸線が指定しているようです。
浄土ヶ浜フィールドガイドを用いて、この辺りを散策することも出来るようです。浄土ヶ浜レストハウスの方に戻っていきます。
レストハウスで昼食をとることにします。海鮮丼や浄土ヶ浜カレー、雲丹麺、浜ラーメンなど様々なものを頂くことが出来ます。
私たちは、特製みそ中華とミニ海鮮丼のセットを頂きました。普通に美味しかったです。
次に、東日本大震災で大きな被害を受けた田老地区にやってきました。NPOの人だと思われる人から説明を聞きつつ進んでいきます。遠くにたろう観光ホテルが見えます。4階まで津波に襲われ、3階までは壁が流されています。
防潮堤に上ってきました。一部は決壊して津波が流れ込んできたそうでした。
JFたろう製氷貯水施設の青い線まで津波が押し寄せてきたそうです。
田老駅にやってきました。
これから三陸鉄道北リアス線の汽車に乗って移動します。NHKのあまちゃんでも、一時期話題になりました。
汽車に乗り込みました。小本駅まで2駅です。運転手は5月1日から三陸鉄道の運転士の業務を開始した沢里航平さんです。子供からの夢だったそうで、素晴らしい仕事に就きましたね。
岩泉小本駅にやってきました。岩泉町小本波防災センターと、岩泉町役場小本支所を兼ねています。復興整備事業として建てられたのでしょうか?
震災の復興を祈って、様々な漫画家のアニメがコラボレーションして書かれたものです。遊覧船も描かれています。せっかくなので、駅の売店で試食で食べた岩泉ヨーグルトと牛乳せんべいを買いました。売店が岩手県北バスの直営店というのが面白かったです。
牛乳せんべいは岩泉町大通り商店街にある老舗の菓子店、志たあめやの製品です。
次に、国道455号線の山道を進み、龍泉洞までやってきました。入り口の川では釣りの体験ができるようで楽しそうです。
第三地底湖までやってきました。緑や青の光が当たって幻想的な感じです。帰りの売店で山のきぶどうキャラメルを購入しました。
帰りは道の駅三田貝分校でトイレ休憩をしました。 売店で買ったコロッケが美味しかったです。
というわけで、山道を通って盛岡駅に帰ってきました。この日は一日、宮古や岩泉方面の被災からの復興の状況を確認できて、有意義な一日でした。