八戸駅コンコース内で種差海岸のライブ画像配信イベントを実施しました


2016年9月24日(土)、25日(日)の2日間、青森県のJR八戸駅(八駅)コンコース内で種差海岸のライブ画像配信イベントを実施しました。特に25日には、十日市秀悦さんの陸奥湊で良く見かけるイサバのカッチャのパフォーマンスや、津軽のりんごのプレゼントなど、青森県・函館ディティネーションキャンペーンのクロージングイベントとともに、イベントに参加することが出来ました。当日は、8時45分に八戸工大バスロータリー前に集合し、種差班3名、八戸駅班6名に分かれてそれぞれ自家用車で現地に向いました。

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種差海岸では、現時点でモバイル百葉箱の恒久的な設置が認められていないのと、NPO法人ACTYや種差海岸インフォメーションセンター等との不要なトラブルを避けるため、種差キャンプ場へ2日分2000円の入場料を支払い、炊事場の横の岩場(岩礁)などが綺麗に見渡せるロケーションの良い場所に昨年度の八戸市学生まちづくり助成金制度で購入させて頂いた移動テーブルを設置し、その上にマイコン、カメラ、温湿度センサ等を固定して生配信を行いました。

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この様な場所に有線インターネットが来ているわけもないので、携帯電話回線を介してネットに接続します。現在はLTEという技術が普及しており、それ以前の通信システムと比べて通信速度や応答速度(ping)も格段に速く、また多数の端末からの携帯電話基地局への同時接続時の性能も向上している為、動画配信なども簡単に実現出来てしまいます。その際、屋外での配信であることから、電源もバッテリーや携帯型の太陽光パネルを用いて自身で確保しました。

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実際の中継画像です。この様な綺麗な景色を八戸駅やTwitterサーバ(@hachieki_HIT)に転送しました 。因みに、種差と八戸駅の間は無料通話AndroidアプリのWhatsAppを使って連絡を取り合ってます。MVNOや格安SIM(格安スマホ)を使うと、月300円で音声通話出来ちゃいます。

通信速度がいくら上がってヌルヌルな動画が配信できたとしても、音声通話って何だかんだいって直接的かつリアルに気持ちを伝えられるメディアなんだなと思います。

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システムが安定してくれば、後は機械が自動で配信してくれるので、夕方まで機器を見守りながらマッタリした一日を過ごしました。但し、夕方一度撤収しなけらばならないので、2日目の朝にまた同じ場所にセットアップしています。

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一方、八戸駅(はちえき)では、種差海岸にて配信したライブ画像を大型液晶モニターで表示展示しました。八戸工業大学の学生は下記のような入構証を身につけて説明にあたります。

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八戸駅での中継の様子です。実際は動画なのですが、動きをお見せできず残念です。

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Twitterでの配信状況もアピールしました。

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説明に使った補助パネルです。

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当日は、様々なお客様が内容を見学して下さいました。

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新幹線は時間帯によって30分または1時間に1本到着出発するので、客様がいらっしゃらない時には、この様なゆっくりとした時間が流れます。

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Teamたねちゃんは八戸の美味しいものの普及活動も勝手にやっているので、八戸グルメのチェックもかかしません。この日はユートリーが運営している産直みたいなところで410円のイカ飯を食べました。中の米がモチモチしていて、とても美味しかったです。

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種差の画像はライブ映像なので、下記のように現地の配信スタッフにもたまにカメラ内に移りこんでもらいました。

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当日の展示では、せっかくライブ配信しても動きがダイナミックに伝わらないこともあったので、次回行う時には、たとえば種差海岸のスタッフとの景品付ジャンケン大会や、もうちょっと動きのあるものの中継や出し物など、コンテンツを工夫したいと思います。写真の液晶ディスプレイ内に写っているのは、種差海岸に居る1年生の赤松君と鈴木君です。今回は種差海岸での裏方の仕事でしたが、いずれTeamたねちゃんの主要メンバーとして、八戸市の活性化のために大活躍してくれることでしょう。

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という訳で、2日間はとても貴重な体験をさせていただき、デーリー東北様にも新聞記事にして頂きました。最後に、この様な機会を与えてくれましたJR八戸駅の大下様ほか、色々とご指導を頂きました駅員一同の皆様にお礼申し上げます。また、本活動における資金の一部は、平成27年度八戸市学生まちづくり助成金制度を活用して実施しています。その際、昨年度は学生街づくりコンペティションでの成果発表など、市中でのデモンストレーションのきっかけを作ってくださいました、八戸市総合政策部市民連携推進課の石木田誠様をはじめとした市民連携課の職員一同の皆様にもお礼申し上げます。

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