八戸市江陽のラーメン家 三八でシャモロックラーメンを食べました

2018年9月30日(日)は、八戸市江陽のラーメン家 三八でシャモロックラーメンを食べました。この日は台風が近づいていて天気が悪かったのですが、早起きして舘鼻の朝市に行きました。そして、その帰りにこの店に寄ってみました。ネットで調べると、似たようなチェーン店があるようなので要注意です。ラピアからだと比較的に簡単に、下記の店にたどり着くと思います。

年中無休なのですが、営業時間が6:30~15:00という変わった設定です。もともと市場の方々が仕事後に利用していたため、この様な営業時間になったようです。この日は日曜日だったからか、朝市後のお客さんが多く来店していた気がします。八戸に良く居がちな自称常連みたいな人が、メニューにはないチャンポンというのを頼んで、席をあちこち移動したりと妙に目立っていました。

私は、初めてだったので、美味しいと評判のシャモロックラーメンを食べてみました。自分でセルフで盛れるご飯が無料というのも、地味に嬉しいです。支払いは自分でお金を置いてお釣りも取るという八戸スタイルです。

シャモロックラーメンは噂通り、500円という激安にもかかわらず、鶏ガラ?の出汁が濃厚で、超美味しかったです。厨房で使っている麺の袋が見えてしまったのですが、木村屋か松倉製麺所を使っていると思います。これらの八戸では定番の麺は、醤油ベースのラーメンに良く合うと思います。八戸在住の自称ラーメン通の人は、一度は試すべきラーメンだと思います。

海苔に隠れていて気が付かなかったのですが、煮玉子やチャーシューもちゃんと入っているという太っ腹さです。通は丼(特にイカ丼)をセットにして食べるみたいなので、次は是非、イカ丼にもチャレンジしてみようと思います。

 

 

八戸市是川の野菜が新鮮で安い

2018年9月23日(日)は、青森市八戸市よこまちストア吹上店で買物をしました。この店は昔、是川に住んでいた頃に、中心街とかからの帰りによく寄った思い出の店です。昔は店頭の駐車場で、ぐるぐる囲炉裏での焼き魚や、今は無き「よねくらホテル」内のインド料理屋さんの店員による出先の屋台などが、たまに出店していました。スーパーよこまちは最近、地産の野菜に力を入れている気がするのですが、その中でも、是川産が多く感じます。

  

この日はピーマン、ねぎ、きゅうり、いんげんを買いましたが、全て本日に陳列されたもので、まさに新鮮そのものです。昔聞いた話では、是川の野菜を是川ストア(最近閉店した?)に並べる時にも農協を通さなければならないので、流通経路が煩雑で微妙と、昔通っていた久保(くぼ)という床屋のオバチャンが言っていました。農協とのしがらみの無いよこまちでは、このような直接販売が出来るのだと思います。

私は先日まで東京に長期出張していたのですが、スーパーは青森県産のトマトなど野菜が並んでいたものの高くて、微妙だなと思っていたのですが、さすが青森、地元で取れた野菜は値段もお手頃です。

  

よく言われる話ですが、他の土地にいって初めて、地元の良さを実感できるということを感じた次第です。

青森県内の製造業の企業見学会に参加しました

2018年9月4日(火)は、一般財団法人・青森県工業会主催の青森県内の製造業の企業見学会に参加しました。この見学会は、青森県工業会さまの主催により、県内の企業の良さを知ってもらい、大学生の就職活動の手助けをすることを目的として開催されたもので、本学の就職課と電気電子工学科の柴田先生が立案と準備に携わっています企業見学会チラシ(リンク)

また、当日のスケジュールは以下の通りとなっております。

09:20 までに八戸工業大学メディアセンター前に集合
09:30 八戸工大を出発
10:00 広和計装(株)着、見学
11:30 広和計装(株)出発
12:30 道の駅「とわだ」着、昼食・自由行動
13:00 道の駅「とわだ」出発
13:10 太子食品工業(株)十和田工場 着、見学
14:40 太子食品工業(株)十和田工場 出発
14:50(株)大泉製作所 十和田工場 着、見学
16:20(株)大泉製作所 十和田工場 出発、八甲田電子で製造設備を見学
17:20 大学到着予定

そして、青森県工業会からは、上見(ジョウケン)さんと三上さんの2名が同行しつつ、様々なお世話をしてくださいました。まず広和計装では、代表取締役社長の三浦幸廣 様のご挨拶や会社概要や沿革のご説明のあと、経営企画室の久保様および総務グループの遠藤様より、最先端のICT技術を駆使した工場内での制御盤の設計開発状況と就労状況のご説明を頂き、更に若手社員により自らの仕事への取り組みについてもお話を頂きました。そして更に、機器の設計開発や製造工程も見学出来ました。女性の方が制御盤の組立を行ってたのが、印象的でした。更には、本学の電気科出身で十文字正憲 先生のもとでレーザの研究に携わった経営企画室長の松橋様からも、広和計装の魅力について、ご説明頂きました。下記は代表取締役社長様を囲んだ参加者8名の記念写真です。広和計装では、C言語などのプログラミング言語などを駆使した、最先端のICT機器の開発に関われることが分かりました。

昼休みには、道の駅とわだに寄りました。皆さんもご存知の通り、Teamたねちゃんは大変な美食家なので、たとえ遠足中のランチといえども、機会を無駄にしません。この日はひいきにしている、道の駅とわだの中にある十和田そばにて蕎麦を頂きました。

今日は晴れていて暑かったので、もりそばに単品の天ぷらをセットとしてつけ頂きました。十和田そばの蕎麦は、風味がしっかりしていて、とても美味しかったです。そば湯もついていて美味しかったです。その他、ピーマンやお菓子など連れへのお土産も買いました。

午後からは、まず太子食品工業・十和田工場を見学しました。青森県内の人にとっては、豆腐や納豆の供給会社としてあまりにも有名な企業です。ここではまず、工場長の競(きそう)様より、会社の概要と沿革などについて詳しくお話を頂きました。続いて品質管理課マネージャーの後藤様より工場の概要と見学内容などについて、ご説明を頂きました。このような大きな工場では、管理のための資格も重要で、一例として電気工事士、エネルギー管理士は重要とのことです。その後は2班に別れて、1時間以上にわたり、豆腐、納豆、油揚げ、おいなりくんの製造ラインを見学しました。たとえば、豆腐のラインでは、実際に出来たての温かい豆腐も試食できて、とても美味しかったです。また、納豆のラインでは、大豆のいい匂いがしました。更に、油揚げや、おいなりくんのラインは完全に自動化されていて、ロボットが活躍しておりびっくりしました。見学を担当してくださった方は、ご出身の学科が電気電子工学で、とても丁寧親切に説明をして下さいました。あと、びっくりしたのは一日に6万個もの豆腐を食卓に届けるため、工場が365日、24時間可動しているということです。すごい企業努力だなと思いました。残念ながら写真を撮るのを忘れたので、次の日にスーパーみなとや類家青葉店で、納豆と豆腐を買って来て食べました。両方共大好きなのですが、見学した後の納豆と豆腐は、生産している方の苦労が少しでも理解できたつもりになり、特別な美味しさでした。

そして最後に、同じく十和田市内の電子デバイス製造企業である大泉製作所を見学しました。この会社はなんとなくは知っていたのですが、自動車や冷蔵庫などの温度制御にかかせない、NTCサーミスタという部品で非常に高い市場シェアを誇る、この業界での超大手企業だということを知りました。会社見学ではまず、技術開発センターにて、取締役副社長の佐分 淑樹 様より、会社概要と沿革などについてご説明を頂きました。大泉製作所は自動車の町として有名なドイツのシュトゥットガルトにも販売拠点をおき、電装会社のボッシュを経由して、ベンツなどにも製品を納入しているようです。続いて、本学出身でサーミスタの開発に長年携わられてきた自動車設計課の田名部様より、取扱製品と製造法などについて詳しくご説明を頂きました。たねちゃんの父親は、矢崎総業という自動車の電装部品の会社に努めていた頃、重慶矢崎という中国の工場で副社長を務めていたことがあり、また自身もスタンレー電気という会社に少し関わった経験があり、自動車部品業界は若干知っているつもりだったのですが、大泉製作所は同じく自動車の電装部品を取り扱う株式会社デンソー(日本電装)という超大企業へ納入する60%ものサーミスタを供給しているとのことで、すごいなと思いました。年間の売上は何と130億で、今後2年間も確実に増収する予定とのこと。あと、品質などの信頼性を維持できているからこそ、この様な実績を保てるのだとのお話が印象的でした。質問タイムでは、あまりの迫力に緊張してしまいましたが、原料の調達や品質の管理法など、八工大の学生からも鋭い指摘がありました。そして、その後は更に、関連する製造会社である八甲田電子 株式会社にて、実際のサーミスタの製造工程を、とても詳しく見学できました。ラインの見学で説明してくださった方は、八戸工大の電気電子工学科のご出身で、今は大泉製作所から出向し、サーミスタの製造ラインの管理をされているとのことです。私は、所属してる学科の関係で、電子立国日本の自叙伝というNHKのテレビ番組に特別の思い入れがあるのですが、まさに日本を支える電気電子産業の現場を眼の前で見れて、とても感動しました。

という訳で、この日は八甲田電子を17時過ぎに出発し、無事に八戸工大に帰ってこれました。今回の見学会では、青森県内の製造業の一部を見学でき、とても勉強になりました。見学会に関係してくださった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。