自称唐揚げ博士あらため自称八戸のグルメ王です。2019年11月28日(木)は、八戸市城下のから揚げ専門から好し八戸城下店で唐揚げ定食を食べました。国道45号線をおいらせや十和田の方から八戸市内に走ってくると、国道が右折する左手にこの店があります。国道を挟んだ向かいの店が、唐揚げ定食専門店としては本家の「からやま」を運営している「かつや」というのも因縁めいたものを感じます。
近くには、くら寿司やステーキ宮、丸亀製麺、かつてんなど外食系の店が乱立しており、ある意味、八戸における外食産業の聖地への殴り込みといった様相を呈しております。から好しは、すかいらーく系列の外食店で、唐揚げ定食専門店という外食の分野を開拓した「からやま」のビジネスモデルを完全にパクって展開しているもので、一時は商標や店構えの問題で訴訟沙汰にもなっていたという、いわくつきの店です。
ただ、自称唐揚げ博士としては、美味しい唐揚げ定食が市内で食べれれば、それでよしという割り切った気持ちで、この店に突撃してみました。メニューは基本、「からやま」にインスパイアされた感じとなっており、メインの商材の値段も完全に同じとなっています。
但し、甘ダレ丼というようなアレンジ商材も、若干用意しているようです。
その他、様々な唐揚げが単品でも頼めるようです。あと、軽く呑みたい人には、唐揚げ付きのハイボールセットというのも面白いです。
その他、からあげカレーというのも、選択肢としてはアリだと思います。
更に、期間限定でのチーズの唐揚げ定食というのも気になります。
そこで今回は、「からやま」と比較するため、唐揚げ定食としては定番の、カラ好し定食(ご飯大盛り無料)を注文しました。結論としては、超美味しくて大満足です。唐揚げは一つが大きくて食べごたえがあり、味も「からやま」に似せた感じで、生姜やにんにくが効いてないシンプルなものでした。4つのうち一つだけ、付属のニンニク味噌をつけて食べてみましたが、唐揚げ自体が超美味しいので、ワザワザ味の変化をさせなくても、十分美味しいと思います。
定番ではあるものの、盛り付けのキャベツの千切りは脂が中和されて嬉しいです。
鶏むね香味定食5個です。胸肉なのでヘルシーで、杏仁豆腐のデザートもついてきて女子ウケ思想なメニューです。
普通に美味しかったです。
また別の日には、持ち帰りの唐揚げ弁当を買ってみました。下記は定番のから好し弁当です。唐揚げのボリュームはから好し定食と同じで、ご飯の大盛りも選べて大満足です。
タルタル南蛮弁当(大判唐揚げ)です。肉のボリューム感はあるのですが、タレがかなり甘めでした。これは好き嫌いが分かれるところです。
また、下記は「おつまみBOX」で、むね肉、もも肉、手羽先が各3個のセットです。色々な部位が食べ比べられて美味しかったです。
という訳で、チェーン店の企業努力の強みを活かした形での、コスパが良くて超美味しい唐揚げ定食が、八戸市内でも食べられるようになったのは大歓迎です。個人的には、唐揚げは弁当だと自宅に持って帰って帰ると冷めてしまうので、唐揚げ定食としてイートインで食べたい派です。なので、正統派の唐揚げ定食専門店が八戸市内に出来て、本当にありがたいです。
カラ好し八戸城下店は東北地方初出店とのことで、唐揚げ消費量日本一で唐揚げ文化が根づいた青森県や、八戸市内での成功を予感させます。から好しには、持ち帰りの唐揚げや弁当をオーダする人も沢山来店していたので、諸事情により自宅で食べたい人にも対応できる良い店だと思います。
店には平日の夕方にもかかわらず、沢山の客が来店していたので、八戸市内に定着するであろう、外食の形態だと思われます。
ぜひ、末永く営業を続けて頂きたいものです。