2015年7月25日(土)にHIT たねちゃんメンバーは青森県八戸市の種差インフォメーションセンター主催の所要時間1時間30分の種差海岸トレッキングイベントに参加しました。その模様をお伝えします。まずは大久喜漁港の浜小屋に向かいます。浜小屋には八戸や周辺地域の漁撈(漁労)用具が収蔵されています。大久喜漁港の浜小屋は国指定重要有形民族文化財に指定されているそうです。大久喜漁港の浜小屋の所在地は八戸市大字鮫町字大作平44です。一般公開日には内装品の見学も可能です。お問い合わせは八戸市博物館(TEL 0178-44-8111)まで。
12:00前には、いよいよ種差海岸に来ました。ウォーキングの開始です。まずは芝生の下見です。次に種差海岸の岩場チェック。なにかいるかな?種差海岸には沢山の種類の植物が植生しているようです。種差海岸からの大久喜方面の景色も綺麗ですね。
お昼ご飯は種差海岸の松家で頂きます。種差海岸の松家ではカツ丼とマグロ丼を頂きました。とても美味しかったです。
種差インフォメーションセンターにやってきました。これから事前レクチャーの後でトレッキングイベントです。まずは八戸市営バスで葦毛崎展望台にやってきました。これから大須賀海岸まで散策します
葦毛崎展望台の周囲は鮫角灯台や太平牧場など見所満載です。ちなみに「HIT Teamたねちゃん」の指導教員はこの辺りがロケ地の「幻の馬」という映画を南郷で見たことがあります。1955年の作品なんですね。葦毛崎展望台の手前から左手に池が見えます。悪天候時には海水が入り込むそうです。葦毛崎展望台の葦毛はこの辺りで放牧していた馬が由来で、この展望台自体はもともと日本軍のレーダの設置が目的だったそうです。葦毛崎展望台から太平牧場、階上岳方面をみた景色も綺麗です。
いよいよ葦毛崎展望台から大須賀海岸までのトレッキングの開始です。葦毛崎展望台の近くのトレッキングコースの道端の小さな花も綺麗です。種差のトレッキングコースには他にも沢山の植物が植生しています。南限と北限の植物、海岸と高山植物が同居しているのも特徴だそうです。また蝦夷がつく植物も多く、北海道の植物とも関連があるようです。種差のトレッキングコースをさらに進んでいきます。曇っていれば真夏でも充分歩きやすいですね。
種差のトレッキングコースから海岸を望みます。大須賀海岸が見えてきたぞ。大須賀海岸から白浜海岸方面を見た景色。最高に綺麗ですね。大須賀海岸から白浜海岸方面を見た景色は椎名誠さんをはじめ、多くの著名人からも愛されているそうです。特に文豪や芸術家が多いようです。
大須賀海岸に降りてきました。砂がとても綺麗なため、天気が良いとキュキュと良い音をたてて鳴くそうです。大須賀海岸にも多くの植物が生きています。このような砂場でも住める場所を選んで立派に植生しているとのことです。大須賀海岸からはワンコインバスで種差インフォメーションセンターに戻ります。以上、トレッキングイベントは色々と勉強になりました。案内をして下さったガイドやスタッフの方々、大変ありがとうございました。