2015年12月12日(土)は八戸市根城にある 史跡根城の広場 を散策しました。この広場は八戸市博物館に併設されていて、施設の前や広場の入り口に自家用車を駐車することができます。
ちなみに博物館の方も合唱土偶をはじめとした縄文時代から現代までの八戸市にかかわる貴重なものが沢山収蔵されていて、特に歴史が好きな方は一度行かれてみることをお勧めします。
敷地内に入っていくと、先ずは建物の前で南部師行 公のお出迎えです。
早速、広場を散策することにします。普段はボランティアの方が案内してくれるようですが、今日は冬季だからかお休みです。
旧八戸城東門を移築したそうです。建築物として貫禄がありますな。
広場の案内です。敷地内はとても広いです。日本百名城に選ばれているようです。
敵の進入を防ぐ堀跡です。
堀跡は住宅地の方に続いています。イザという時には、馬に乗ってこの堀を通り逃げることも出来そうです。
薬草園と東善寺跡です。
実のなる木です。籠城する時に備えたそうです。鑑賞の対象となった木です。
広場(中舘)の方に向かっていきます。とても広くて、市民の憩いの場にもなっているようです。左の写真は通路跡で、堀を埋め戻した上に砂利などをしいて作られ、下町方向にのびると考えられているそうです。
本丸に上ってくると館が見えてきました。
広場の中にも堀跡があります。
広場の全体屋外模型です。
馬淵川の方向の景色も綺麗です。
前回来た時には館の中も見学できたのですが、今日は冬季だからかお休みです。
続いて本丸跡に復元された主殿を見学します。
入場料は250円で、市立博物館とセットだと400円に割引されます。
木橋です。敵に攻め込まれた時に崩して籠城します。
竪穴式の建物です。
南部氏の支配図です。
上馬屋です。
それではいよいよ主殿に入っていきます。
主殿から外を望みます。右は茶之間です。
控之間と二之間です。
広間です。大事な儀式などが行われます。
いかにも重要なことが行われているようなものものしい雰囲気です。
櫛引八幡宮の流鏑馬です。右は南部師行軍の遠征経路です。
主殿の模型です。
主殿の全景です。重厚な作りです。
井戸です。
下馬屋です。
番所です。
弓矢などの工房です。
野鍛冶場です。屋外の鍛冶場で、こわれた鉄鍋や銅銭などを溶かす作業をした所だそうです。
奥御殿です。普段、主が住んでいるところだそうです。
すばらしい建物の数々でした。それでは、広場から博物館の方に戻るとします。
根城のポスターです。ここにもゆるきゃらが
八戸城御殿表門(現・南部会館表門)の修理の際に発見された毘沙門天像をキャラクター化したそうです。
博物館の外には昔の農機具のようなものが置かれています。ソリのようなものも置かれていました。馬とかで引いたのでしょうか
というわけで、史跡根城の広場 、歴史好きな人にはとてもお勧めな場所です。