2016年度学チャレ成果報告会で発表しました

2017年5月26日(金)は、八戸工業大学の学内で学生チャレンジプロジェクトの成果報告を行ないました。報告者は、工学部電気電子システム学科4年の中山君と佐藤君です。昨年度は、地元の企業や大学からの依頼があったので、題目の活動テーマのほかに、1年間の活動報告という形で成果を報告しました。

発表後は貴重なご意見を頂き、この場をお借りして感謝いたします。それらコメントの一つとして、「2017年度ももし学チャレに応募するならテーマを絞って応募して下さい?」のような趣旨のコメントを頂いたと記憶しています。記憶に間違いがありましたらご指摘いただけますと幸いです。こちらに関しては、確か2016年度の学チャレの申請時にも同じようなご指摘を頂いたと記憶しております。私たちは、この学チャレでの活動は2016年度で3年目となりましたが、地域に貢献できるICT機器の開発とイベントの実施という趣旨で当初から活動を展開しております。

その活動を経て、昨年度にはJR東日本様からは種差海岸の配信イベントの依頼八戸工業大学様からは複数の開発アイテムに関するイノベーションベンチャーグランプリへの参加の要請がありました。私たちは、このような地域や大学側からの要請を受け、開発アイテムを増やしてきたという経緯がございます。実際、たねさし海岸での配信イベントでは屋外で電子機器を安定運用する為、頂いた活動資金の殆どを注ぎ込む必要があり、足りない分は自分たちの持ち出し(つまり自腹)となっております。なお、かかった費用の一部は2016年度社会学術連携室様のご好意で一部の経費を補填していただいており、この場をお借りしてお礼申し上げます。ということで、ご質問の趣旨は理解し行なうべき仕事が発散しないようストーリを考えていく必要があることは重要と認識しております。その一方、係る背景があって「いろんなことをやっている」という事情をご理解いただけますと幸いです。

なお、他のご質問としては、「昨年度もTwitterボットシステムを開発していたが昨年度と今年度の差分はどのようなものでしょうか?」というご質問も頂きました。こちらに関しては、Twitterボットシステムは2016年度に新規に開発したアイテムで、2015年度には存在しなかったものであり、ご質問に対し正確な解答が出来なかったことが若干残念です。

というわけで、2014、2015、2016年度と3年間の活動を通す中、八戸市様や地域企業等から様々な要請を頂き、発散してしまわないよう今後の活動の方向性について考える時期が来たと我々も考えております。2017年度も継続して学チャレに申請するかはまだ決めておりませんが、どの様な形であれ、地域貢献できる活動については今後も継続する必要があるのではとも考えております。最後に本活動に関しまして格段のご支援を賜っております、八戸工業大学様ならびに社会連携学術連携推進室の皆様に、この場をもってお礼申し上げます。