2017年2月17日は、青森県階上町蒼前東のタマヤ食堂でミソラーメンを頂きました。この店は、八戸市から国道45号線を種市の方に走っていくと、八工大を抜けて暫く行った右手に写真のような小さな食堂があります。
この店は、かの文豪である三浦哲郎氏も来店し、その小さな食堂の営みに感銘を受けたという、八戸では知る人ぞ知る有名なお店です。昼時になると作業着の方々が何処からともなくこの店に集結するという、独特な雰囲気の店です。たまに裏手にある駐車場も満杯で、店に入れない時もあります。そして、11:30~12:30の昼時は相席が当たり前で、何故か居る客同士での妙な一体感が生まれたりします。メニューは、カツ丼、親子丼、玉子丼、五目ラーメン、チャーシュー麺、ミソラーメン、ラーメン、野菜炒めのみで、おススメは親子丼かライスをつけた野菜炒めでありメッチャ美味しいです。
この日は、以前に良く注文していたミソラーメンを食べてみました。ここのラーメンは、いつも麺の味と触感が微妙なのですが、野菜炒めと味噌のスープはとても美味しいです。なお、別の日にミソラーメンを食べたら麺が美味しくなっていました。なので、現時点で何も不満の無いミソラーメンであると言えます。
たまや食堂は普通のしょう油ラーメンが美味しいとの評判だったので、別の日に正油ラーメンを食べてみました。煮干のダシが効いていて、新鮮なネギの薬味も効いており、メッチャ美味しかったです。更に、麺とスープの相性が最高です。このことから、たまやの麺はしょう油スープに合うように選択されていることが確認できました。更に、普通のラーメンなのに、おいしいチャーシューが沢山乗っているのも地味に嬉しいです。このチャーシューは手作りだそうです。ここで食事をしている殆どの人がしょう油ラーメンを食べている理由が、今回やっと理解できました。
五目ラーメンです。エビやイカ、シメジなど色々な具材が入っていて、白菜など野菜も豊富で美味しかったです。スープは塩ベースといったところでしょうか。
たまご丼です。卵とタマネギとシイタケとなんかの野菜の組み合わせがよく、ダシも効いていて最高に美味しいです。突合せの味噌汁ときゅうりの漬物も深い味がします。
ある真冬の日には、店の裏に大根が干されていました。やはり、ここの漬物は自家製だったんですね。道理で美味しいわけです。
家庭的な独特の雰囲気が味わえる面白い店なので、是非来店されることをおススメします。