2016年2月1日(水)は、HIT Teamたねちゃんメンバーの若沢君、新谷君、赤松君が八戸工大・電気電子システム学科の学科長奨励賞を受賞しました。
4年生の新谷君は、平成28年度・八戸工業大学・学生チャレンジプロジェクト・HIT Team たねちゃん(以下、単にグループと称する)の統括リーダ(代表)としてグループを統括し、今年度初めて運用を開始する地域住民および観光客向けの地域密着型交通支援システムの構築を指揮しました。更に、昨年度からのグループによるICTによる地域おこしの為の遠隔監視システムなどを活用した地域連携活動の運営を引き継ぐと共に、特に今年度はJR東日本盛岡支社様の要請により、9月24日(土)および25日(日)の2日間にわたり実施したJR八戸駅コンコース内における種差海岸のライブ画像の配信イベントを、綿密な計画を立てて1~4年生にわたるグループのメンバーを統括し、種差海岸と八戸駅という2箇所での複雑な運営形態にも関わらず、これを成功裏に実施しました。その結果、これらの成果が八戸市の新聞紙であるデーリ東北に9月25日(日)付けで掲載され、八戸工業大学工学部・電気電子システム学科の発展に大きく貢献しました。その後のCOC+ 八戸ブロック主催のイノベーション・ベンチャー・アイデアコンテストでは、新谷君自身が考案した八戸市内の観光地の魅力をTwitterに投稿するBotシステムが奨励賞を受賞しました。
同じく4年生の若沢君は、平成28年度・HIT Teamたねちゃんの技術チーフとしてグループにおける技術全般を統括し、今年度初めて運用を開始する地域住民および観光客向けの地域密着型交通支援システムを立ち上げました。更に、昨年度からのグループによるICTによる地域おこしの為の遠隔監視システムなどを活用した地域連携活動の運営を引き継ぐと共に、特に今年度はJR東日本盛岡支社様の要請により、9月24日(土)および25日(日)の2日間にわたり実施したJR八戸駅コンコース内における種差海岸のライブ画像の配信イベントの為、種々のプログラムの改良や最適な機器の選定および設置等による携帯電話回線とインターネットを介した、きわめて安定した屋外遠隔地からのリアルタイムでの動画の配信システムを構築しました。これらの高度な機器を駆使し、種差海岸と八戸駅という2箇所での複雑な運営形態にも関わらず、円滑な運用で無事に動画配信イベントを成功させました。その結果、これらの成果が八戸市の新聞紙であるデーリ東北に9月25日(日)付けで掲載され、八戸工業大学工学部・電気電子システム学科の発展に大きく寄与しました。その後のCOC+ 八戸ブロック主催のイノベーション・ベンチャー・アイデアコンテストでは、若沢君自身が考案した農作物生産管理システムが準グランプリ賞を得ました。
まだ1年生の赤松君は、八戸工大の学生チャレンジプロジェクトとして、八戸市民や観光客を対象とした様々な交通機関の状況を統合する形での交通ナビゲーションシステムを提案し、開発途中のシステムをCOC+ 八戸ブロック主催のイノベーション・ベンチャー・アイデアコンテストにて発表し、奨励賞を得ました。現在は、このシステムを更に使いやすくするために、大幅にリニューアル中です。
これらの業績が認められ、八戸工大・電気電子システム学科への貢献が顕著であったことから、学科長より奨励賞が授与されました。これを励みに、更に八戸のみならず、青森、日本、そして世界のために活躍してもらえればと思います。