八戸パークホテルで行われるイノベーション・ベンチャー・アイデアコンテストにHIT Teamたねちゃんメンバー3名が参戦します

2016年12月11日(日)、八戸パークホテルにて行われるイノベーション・ベンチャー・アイデアコンテストに、八戸工大 HIT Teamたねちゃんメンバー3名が参戦します。このコンテストは、下記のポスターの通り学生による地域の活性化の方法の一つとして、新しい産業分野や製品の創出、この地域にあったシステムの提案など学生のアイデアを地域に提示し、企業等と連携して実現化することで、この地域がより良くなることを目的としてるそうです。

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ということは、ICT(情報通信技術)で八戸地区、将来的には青森のまちおこしというか地域活性化を目指しているTeamたねちゃんメンバーとしては、私たちが開発した成果を披露できる願っても無いチャンスという事になります。ということで、たねちゃんメンバーは

○新谷, 若沢, 中山, 中村(団体名: HIT Teamたねちゃん)SNSとストリーミングサーバを利用した観光地に設置し気温・湿度およびカメラ画像や見所情報を安価かつ低運用コストで連続的に投稿公開するBot装置

 
○若沢, 鈴木, 新谷, 佐藤(団体名: HIT Teamたねちゃん)
寒冷地での農業支援の為のインターネットと携帯電話網にて遠隔監視可能な土壌に敷設した温床線の高安定・高精度な温度制御システム

 
○赤松, 鈴木, 若沢, 新谷(団体名: HIT Teamたねちゃん)
地元住民や観光客の公共機関での円滑な移動を支援する地域密着型交通ナビシステム

 
○は発表者, それ以外は協力者

という体制で3件応募し、当日の成果発表に望む予定です。現在は、この発表に用いる大判ポスターを絶賛製作中です。因みに、これらの製品の開発拠点である八戸工業大学工学部電気電子システム学科の某研究室は下記の様な状態で、さながらITベンチャー企業の開発現場の様相を呈しています。

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そして、期限以内に製品を完成させる為に、ひっちゃかめっちゃかな状態で作業を続けていたりします。

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良い仕事をするためには、常に整理整頓された状態で粛々と作業が必要という考え方はあるのかもしれませんが、納期が迫っているときにはそんなことは言ってられません。目的達成の為には、作業場所の散らかしも気にせずに、ひたすら努力するのです。

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そして、いたるところに検証用のマイコンや開発された装置が仮設置されて、長期間の試験運用がなされています。

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その成果として、このような実用になりマネタイゼーションが可能な装置が出来上がったりする訳です。

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私は、研究成果の発表の為よく中国に渡航しますが、その帰りには通信ネットワーク機器や電子部品の調達の為、中国の秋葉原と呼ばれる深センの華強北という電気街に寄ることがあります。そこでは、裏路地のスマートフォンの修理屋やベンチャー的な開発(メイカー)解放スペースで、10代、20代の若者が半田ごてを片手に電子回路に格闘している姿をよく見かけます。また、深センや東莞市はスマホやタブレットPC等のベンチャー企業等がしのぎを削っている場所としてその筋には余りにも有名で、無数のメイカーが淘汰を繰り返しながら生き残りをかけ、不眠不休で情報通信機器を開発しています。このことから、実際のイノベーションというものは、実はこのような混沌とした中から生まれるのではと考えています。

ともあれ、2016年12月11日(日)は、我々の開発成果を発表できるハレ舞台であり、万全の体制で当日に望みたいと思います。