十和田市の香港ダイニングで中華料理のコースを頂きました

2016年6月18日(日)は、青森県十和田市の香港ダイニングで中華料理のコースを頂きました。市街地から大学通りを北里大学または十和田工業高校というか国道4号線の方へ走っていくと、下記の看板が見えてきます。

1  2

お店の入り口まで来ました。メニューが立ててあり、入り易い雰囲気です。営業時間は、ランチが11:30~14:00、ディナーが17:30~20:30(ラストオーダー)で、定休日は月曜日と第1日曜日とのこと。電話番号は0176-27-1245です。選ぶコースによっては、あらかじめ予約してから来店した方が良いかと思います。

3  4

ディナーでは、エコノミーコースやカジュアルコース、デラックスコースなど、予算に合わせて選べそうです。

5

お店に入ってきました。とても綺麗な店内で、素人の私には良く分かりませんが、沢山の認定証みたいな物が貼られています。

6 7

メニューを頂きました。サービス 晩ご飯セットというのがあり、一人1580円というとてもリーズナブルな値段からディナーを楽しめるようです。

8  9

一般的なコースメニューで、ランチコースでも色々な料理が楽しめそうです。

10

11  12

ディナーの定番なコースとしては、カジュアルコース、スタンダードコース、デラックスコース、プレミアムコース、ラグジュアリーコース、ファーストコースがあり、ご予算に応じて好みのコースが選べそうです。

13  14

15  16

17  18

さらに、一品メニューも信じられないくらい沢山あり、とても充実しています。これを一人のシェフが全てこなしているとは、到底信じられない感じです。オーナーシェフの高森睦夫さんは、都内の有名店で修業をしたのち、周富徳氏のアシスタントも務め(青森朝日放送のハッピィHPより)、25年間勤めた青森県内のホテル(十和田冨士屋ホテル)の中華料理長を経て、2007年7月にこのお店を開業されたとのこと(出典)。ヨーロッパのワインを楽しむ中国料理コンクールで受賞もされているようで(出典)、これは美味しい料理を期待できます。

19  20

21  22

23  24

25

その他にも、ビジネス会議会食プラン、女子会プランなど、様々なプランが用意されていて覚えきれないです。

   

   

私たちは、せっかく八戸市から来たので手始めに3500円のスタンダードコースをお願いすることにしました。まずは、特製中国前菜二種盛り合わせです。くらげみたいなのと、バンバンジーみたいな鶏肉です。どちらもとても美味しくて、一緒に頼んだ5年物の紹興酒のロックととても良く合いました。

26  27

ディナースープです。味が濃くて、これも紹興酒が進む感じです。あと、とろとろでまろやかな食感が良かったです。

28

海老チリソース おこげ添えです。ぷりぷりの食感とピリ辛のソースが絶妙で超絶美味しかったです。

33

飲茶料理盛り合わせで、本日は春巻きとシュウマイです。特に春巻きがジューシーで絶品でした。

29

中国黒豚の酢豚です。餡との絡みが良くて、肉もカリカリで超美味しかったです。

30

麺飯料理で、本日は冷やし中華のようです。さっぱりしていてとても美味しく頂けました。このお店は、冷やし坦々麺もおいしいらしいので、今度単品で頼んでみたいです。

31

デザートとフルーツの盛り合わせです。特にマンゴープリン?がとても美味しく感じられました。

32

2019年2月10日(日)の夕方に訪れた際には、サービス晩御飯セットのAセットとCセットをお願いしてみました。先ずは、トマトスープです。広東料理としては意外だったのですが、酸っぱさと深い味が絶妙で超おいしかったでです。

三種の前菜です。特に真ん中の春雨みたいなのが、深い味がしておいしかったです。

香り野菜の広東スブタです。前回に頼んだ黒酢のスブタとはまた違い、酢豚の王道を行く超おいしい一品でした。

牛ひき肉入り麻婆豆腐です。私は日本各地の中華料理店や中国の威海でもよく麻婆豆腐を頼むのですが、ここの麻婆豆腐は今までのとは異なる変わった味がしました。この味の素はなんだろうとひたすら考えながら食べ続けたのですが、不思議なことに食べれば食べる程どんどんおいしく感じてきます。そして更に、3年物の紹興酒のロックと一緒に頂くと、超いけない味がして美味です。凄いのは、冷えてからも余計おいしく感じ、最後の一滴まで食べ尽くせました。

サラダと春巻きです。サラダにはカリカリとしたものが乗っており、食べ進むたびに色々な味の野菜の味が変化して超おいしかったです。春巻きは外はパリパリ、中はジューシーで、こちらも絶品でした。

これだけでも十分な量で大満足なセットなのですが、八戸市内の唐揚げを研究している、自称から揚げ博士としては、今回ぜひ確認すべきミッションを持って店に来店しました。すなわち、鶏のから揚げも単品で追加注文してみました。味としては、私好みの塩と胡椒をベースとした、シンプルな味付けが完璧な美味しさで、これぞ本格中華店の余裕も感じさせる素晴らしい一品でした。1つ当たりの肉が超大きくて、柔らかいのが特徴です。柔らかいのは下茹でしているからでしょうか?本物のシェフが作る料理は、から揚げでさえも手を抜かない本物の味だと再認識しました。

最後のしめは杏仁豆腐です。上に載っているフルーツの触感がサクサクとして面白く、杏仁豆腐のカット法が手作りの乱切りな感じで超おいしかったです。今まで食べた杏仁豆腐で一番おいしかったです。

という訳で、2年ぶりに訪れた香港ダイニングでは、本物のシェフによる広東料理の実力をあらためて痛感した次第です。三八上北や上十三地区で一番おいしい中華料理だと思います。もしかしたら、青森県で一番かも。素晴らしい料理には、用意してくださったシェフに敬意を表し、店の経営に投資というか出資する為、それに見合う対価を支払う必要があると考えます。そういう意味で、香港ダイニングさんには、十和田市民に本物の味を伝えるためにも、末永く営業を継続して頂けますと、いち八戸市民としてもありがたく思える次第です。

というわけで、全体的に言えることは、とても繊細かつ気品の高い料理の数々で、とてもリッチなひと時を満喫できました。私は研究や学会関係でよく香港(というか深セン)には行くのですが、いつも宿泊する尖沙咀(チムサーチョイ)の重慶大厦(チョンキンマンション)という安宿周辺で蝦ワンタンメン、出前一丁や何故かテイクアウトのインド料理など微妙な物ばかり食べているので、このような上品な料理を食すことが出来て感激です。次回はワインと供に単品料理を沢山頼んだりして、違う楽しみ方もホンコンダイニングでチャレンジしてみたいと思います。