2018年4月29日(月)は、八戸市陸奥湊の八戸市営魚菜小売市場にて海鮮丼の朝食を頂きました。JR八戸線の陸奥湊駅の前に位置しており、周囲に私営の駐車場が沢山あるので、様々な方法で市場へ来場が出来ると思います。
この市場は、毎週月曜~土曜日まで開催されます。日曜日には館鼻岸壁で巨大な朝市が開催されるのですが、その補完的な使い手方も出来ると思います。営業時間は朝の3:00~10:00くらいまでなのですが、5:00から始まる朝めし処・魚菜という朝食会場の方が有名だと思います。市営だけあって、食べ方を指南する看板等も立派なものが設置されています。
この市場でご飯の食べる手順は、1.市場内で刺身や筋子、たらこなどの魚卵、焼き魚や揚げ物などの惣菜を買って建物内のテーブルに置き、2.建物奥のカウンターみたいな所で、ご飯や味噌汁を購入しつつ小皿をもらい、3.カウンター裏でコップに水を汲み、4.1の惣菜を乗せたテーブルに置いてある醤油をかけて食べる というものです。なお、食べ終わったら、5.カウンターに器など一式を戻す というセルフスタイルです。
あと、カウンターで白ごはんや味噌汁を頼む際、温かい焼き魚なども追加注文できます。なお、メニューにあるイクラ丼は市内のスーパー等で良く見かける冷蔵庫内に置いてある瓶入りのものを使うようです。
その他、ビールとかも頼めるようです。
とりあえず、市場内で購入した刺身や、カウンターで受け取った白ごはん、味噌汁を並べてみました。この状態だと、朝定食というか刺身定食です。
刺身は八戸市内の小さな小売店などで見かける、小分けにして容器に入れ、ラップしたビジュアルです。ワサビ付きなのが定番のようです。
左の倉石牛入りコロッケは、市場の左隣の道を挟んだ精肉店であるミートフーズカマヤの店頭で購入したもので、出来たてで超美味しかったです。右の焼鮭はご飯を受け取ったカウンターで追加注文したもので、購入時に温め直してくれて普通に美味しくてご飯が進みました。
一応、買った刺身を乗せて、海鮮丼風にしてみました。青森だとのっけ丼なのですが、八戸では勝手丼と呼ぶそうです。イカ、マグロ、しめ鯖の3種盛りです。味はまぁ普通な感じでした。ただマグロはバチマグロだったのか美味しかったです。
という訳で、ここの朝食は八戸市民にとっては、特に安いわけでも、味がメッチャ美味しいわけでもないので、特徴がある市場とは言えませんが、観光客が早朝にホテルなどから此処に来て、朝市の朝食を体験する場所としては意味があると思います。