2018年10月9日(火)は、八戸市白銀のハルピン飯店にて、本格的な中華料理を頂きました。この店は五戸にゆかりのある方なら知る人ぞ知る名店です。八戸店の住所は八戸市大字白銀町字人形沢14−5なのですが、国道45号線からは四本松の交差点を種差海岸というか白浜海岸というか蕪島の方に曲がった後ひらすら走っていくと、八戸水産高の裏辺りにこの店があります。また、ゆりの木通りから蕪島の方にひたすら走っていっても、工大一高の前を通ってハルピン飯店に到達できます。
私は、このハルピン飯店の全盛期を知っています。10年以上も前の2005年か2006年頃の話です。八戸工大の電気電子工学科に中国から留学生を迎えたのですが、その学生の面倒を中国語が堪能な五戸本店のオーナーが全面的に見てくださっていました。そして、五戸本店での関係者の交流会に呼ばれた時には二階の個室に通され、中国から来日された一流の料理人の方がガンガン作ってた種々の中華料理や紹興酒などを、当時の前学長や当時の中国語の先生、台湾から来日された若手の女性の先生、更には博士後期課程として留学されていた瀋陽工業大学の若手の先生などで囲み堪能した記憶があります。その時には、中国人の料理人が個室まで挨拶までしに来てくれました。
また、その時は、ゆくゆくは仙台などにも出店したいと熱く語っていらした江渡さんというオーナーの方が印象深かったです。そういえば、十和田にも支店があるみたいなのですが、ハルピン飯店の八戸支店に来たのは今回が始めてです。定休日は月曜日と木曜日で、営業時間は11:00~14:00と17:00~20:00とのことです。
店に入ってきました。店内のノレンの電話番号が、入り口と異なるのは多分、本店か何処かの支店のものを持ってきたからだと思います。
過去の栄光を偲ばせる、哈爾浜飯店と印刷されたお酒も飾られています。
八戸支店のメニューです。他の方のブログでは、酸っぱい辛いメンというのが人気らしいです。あと、餃子とかも普通に皆さん食べられているようです。
飲み物はこんな感じで、ビールや紹興酒などが一通り揃っています。また、飲み放題2時間1500円というのも気になります。
というわけで、今回は中華丼と焼餃子を頼んでみました。まず最初に焼餃子(6個)が出てきたのですが、注文時、にんにく入りか無しか選べと言われたので、迷わずニンニク入りを注文しました。餃子は中の餡に旨味が詰まっていて、メッチャ美味しかったです。これは、お持ち帰りし家で食べても美味しいと思います。
中華丼です。とにかく具沢山で、特に肉とキクラゲがいい味出してました。あと、中華餡に旨味が凝縮されており、めちゃくちゃ美味しかったです。この味は本格的な中華料理店ならではで、家庭では出せない味だと思います。
中華丼に付いていたスープは、昭和の時代を思い出すような懐かしい味がしました。
また、別の日には、麻婆豆腐にチャレンジしてみました。マスターにウチのは辛いよと警告されたのですが、気にせず注文しました。花山椒が効いていて本格的な味で美味しかったです。
この日も焼き餃子を食べましたが、焼き具合も完璧で超美味しかったです。これは大オススメ。
チャーハンです。シンプルな味付けで超美味しかったです。突き合わせのザーサイもメッチャ美味しかったです。
みそラーメンです。細麺なのですが、ミソのスープが超美味しくて意外と細麺と合っていました。美味しくて、麺を食べ終わった後も、普段は飲まないスープをたくさん飲んでしまいました。
麻婆豆腐が超辛かったので、烏龍茶も頼みましたが、普通に美味しかったです。
せっかくなので、お土産の冷凍生餃子を買って帰りました。本当は6個入なのですが、1つおまけしてくれました。あと、ハルピン飯店の箸袋も貰えたのが、地味に嬉しかったです。
ハルピン飯店のお持ち帰り餃子を自宅で焼いて食べましたが、うまく焼けて超美味しかったです。
というわけで、居抜きだからか店舗は少々古いのですが、味に関しては、ハルピン飯店の中華料理は満点だと言えます。次は是非、美味しいと評判の酸っぱい辛い麺やスープ餃子にチャレンジしてみたいと思います。