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八戸市白浜海岸の屋外での遠隔監視システム実証試験とHIT Teamたねちゃん関連の宣伝活動の実施報告

2015年8月9日(日)に八戸市白浜海岸の屋外での遠隔監視システム実証試験とHIT Teamたねちゃん関連の宣伝活動を行いました。

イベント当日は下記の計画に従って八戸市白浜海岸に機器を仮設置し、炎天下の屋外でのシステムの稼動状態の確認を行った作業の実施の様子を以下に示します。

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システム構成する機器は、1.Webカメラと温度・湿度センサが接続されたマイコン、2.モバイルでのインターネット接続用無線LANルータ、3.稼働状況確認用のノートPCである。これらの装置を用いて当初は太陽光パネル+バッテリーのみで取得した情報を配信およびノートPCにて確認する予定であったが、実際にはAC100Vにより駆動させた携帯電話回線経由でインターネットに接続するための無線ルータが不調であったため、無線ルータのみ発動発電機(エネポ)によりAC100Vを供給させ、その他のマイコンとノートPCはバッテリーから電力を供給してシステムの動作を維持しました。

目的と実施内容

1.八戸市白浜海岸に遠隔監視システム一式+独立電源(バッテリー、発動発電機、太陽光パネル、充放電コントローラ)を持ち込み、屋外での充電特性や監視システム機器の連続運用が可能であることを実証する。これに伴う電気特性等も取得する。

2.実証試験場所に活動を説明するチラシを配置し、訪れた方に種差の観光アピールと共にHIT Teamたねちゃんの活動状況をアピールする。

実施日時              :2015年8月9日(日)

集合場所              :八工大の正門を入って進んだロータリー

実施場所    :八戸市白浜海岸

使用する車   :柴田(レンタカー)、柴田妻(自家用車)

対象者                  :HIT Teamたねちゃん幹部および幹部候補生(4年と3年)

参加者 柴田、柴田妻、4年生(田畑、菊地)、3年生(星山、坂本、若沢)、たねちゃんメンバーは5

レンタカー(8人乗り)の手配(借用時間12時間 8:00 – 20:00

役割分担

遠隔監視システムの設置と試験運用主担当:菊地、若沢

長机、遠隔監視装置一式、ノートPC、宣伝用チラシ)

12V 22Ahバッテリー×1、自動車用バッテリー×1、発動発電機エネポ

バッテリー容量の確認法 1.電圧がちゃんと出るか 2.負荷をかけてちゃんと電流が流れるか

太陽光パネル+充放電コントローラも持ち込み電気特性を確認

活動内容の宣伝担当 :田畑、星山、坂本

当日スケジュール

9:30 八工大集合

10:00 機材の積み込み

11:00  現地到着

遠隔監視システム設置+試験運用チームと宣伝チームに分かれて作業開始

12:00 実証試験と宣伝活動開始

15:00 撤収開始(遠隔監視システム & 宣伝)

16:00 現地出発

16:30 八工大にて解散

実施結果報告

 

さらに、PCにて取得した画像データや稼動の様子を以下に示す。今回は屋外にてカメラ画像を撮影したため、図の通り太陽光の映り込みにより撮影した画像が白くなってしまった。よってマイコンに接続したWebカメラにて屋外で鮮明な画像を取得するためのノウハウについても今後検討する必要がある。

なお、宣伝活動としては、事前にA4に印刷した活動説明用チラシを印刷して現場に配置した。

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八戸工業大学第二高等学校を対象として種差海岸の画像配信実習を行いました

2015 年8月4日(火)~8月6日(木)の3日間にわたり工大二高の1年生の5名、2年生の1名の合計6名の生徒に対し、八戸工業大学と八戸工業大学第二高等学校との工大連携として平成27年度八戸工業大学サマーサイエンスプログラム・略称HIT-SSPという企画の一環として、大学の学科ごとの実習担当者により集合場所であるメディアホールでの出迎え見送りや実習場所への案内も含め、3日間の講座として工学に関する実習を行いましました。

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1日間をICTに関する講義および、事前にスタッフにより構築されたシステムの確認と、これから用いるシステムの使用法の修得に割り当てた。そして、2日目は種差海岸へと移動し、受講者のスマートフォンにVPNを設定させ、自身の携帯電話回線でセンサ情報の取得を行うことにより興味を引き出すとともに、マイコンとセンサ機器を窓際へ移動して種差海岸からの画像を配信して八工大のサーバに集約させ、これを各自のスマホで確認させた。さらに八工大に帰ってからは成果発表のためのスライドの作成を指導した。そして3日目は、成果発表のためのスライドの作成と発表練習も指導し、成果発表会に望みました。

今回は種差海岸のカメラ画像を八工大のサーバに集約しインターネット上に公開した。その様子を図に示す。これより、ブラウザで誰でも種差の様子が確認できていることも分かります。

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学生は八工大で設定した機材を種差に移動して持ち込んで配信できたことに感動しているので、次回はカメラを種差に設置したまま八戸工大に戻り、種差の画像を八工大で確認することにもチャレンジしたい。また、種差海岸インフォメーションセンターから窓越しで海岸を映した画像は逆光の影響により、コンピュータで取り込んだ画像が白く見にくくなってしまった。肉眼では海岸線もはっきりも見えていたので、単純にWebカメラの性能のせいであると考えるが、次回の配信時には屋外等の用途で逆光に耐えられるWebカメラの選定も必要であると考える。さらに可能であれば、独立電源と共に屋外である種差海岸にシステムを仮設置し、インフォメーションセンターで温度湿度や画像を確認することも試みたいです。